2025年01月25日~26日 SAN Snow Festaではコブレッスン

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1月25日と26日は、長野県スキー連盟主催のレッスン会「SAN Snow Festa」に参加してきました。

シーズンに二回開催される長野県スキー連盟のレッスン会、最近は毎回参加するようになっています。
このレッスン会のシーズン一回目、例年ですとお正月に開催されるのですが、今年は1月の末になりました。
コースはいくつか設定してありますが、去年からかな?どのコースがどの講師になるかが発表になりました。
事前に先生が発表となりますと、お気に入りの先生のレッスンを受けたくなるものです。

最近レッスンで印象が良かった先生は二人いまして、
「滑るそば職人でおなじみのY先生」と、
「滑るサラリーマンで美人タレントと名前がそっくりでお馴染みのH先生」
です。
どちらの先生も今回のレッスン会の講師をするとの発表でした。

前にも書きましたが、
長野県の主催のレッスン会はシーズンイン(1月頭)とシーズン終わり(3月末)に開かれています。
昨シーズンの事を思い出してみると、3月末のレッスン会の時には、そば職人のY先生は別のイベントで参加していませんでした。
なので、シーズン頭の今回は、そば職人のY先生が担当の「コブ、小回りコース」を選びました。そして、3月末のレッスンに、サラリーマンスキーヤーのH先生を選ぼうという計画です。

集合時間前、H先生にご挨拶。「3月のレッスンには先生のコース選びます。」って言いますと、なんと今年は3月のレッスン会は開かれないとの話。
ああ、ちょっと残念。
とはいえ、Y先生もわかりやすく、丁寧な説明なので、それはそれでオッケーです。しっかり、先生に習いましょう。

ちなみにですが、Y先生は、レッスンでやった内容を、LINEだったり、Messengerだったりで送ってくれいます。
そして、自分の携帯電話で動画を撮ってくれて、シェアしてくれるんです。
これ、Y先生だけなんですよね。

さて、レッスン内容をメモ的に記録していこうと思います。
先生がシェアしてくれた内容を見ながら、自分でもスマホで取ったメモを思い出しつつ書いていきます。
本当はやった内容全部書きたいのですが、さすがにすべて覚えていない。。。
そして、先生が書いたものをまるごと書くと、自分の言葉じゃないので意味がないですしね。

【体操】
・両腕でストックを持って、上にあげる。さらに、そのストックを頭の後ろに回す。
これ、僕はできません。
最近、五十肩で腕の可動域が狭くなっているのですが、たぶん治ってもできないでしょう。
先生、余裕でできちゃいます。先生の腕の可動域が半端ないです。

・雪面にお尻をつけて、膝は少し曲げてフォールラインに向かて座ります。 腰の角度と、左右かかとを固定して、足先だけを左右に振る体操。
これも、なかなか出来なんですよね。きっと、これはスキーでの内旋、外旋に役立つんですね。

あと、あまりよく覚えていないのですが。
・足を揃えて、閉じてしゃがむ
とか
・上半身のひねり
もやった気がします。

僕自身のスキーの上達ですが、最近は身体の柔軟性が足かせになっている気がしています。
そう思うようになったきっかけは、以下の僕の経験からです。
僕は、上半身を右にひねるより、左にひねるほうが簡単にひねれます。
コブに有効な横滑り
左足を谷足にして、上半身を左にひねって横滑りする方が
右足を谷足にして、上半身を右ににねって横滑りするよりも簡単なんです。
さらに、上半身を右にさらに意識して強くひねると、左外足谷足での横滑りと同じ動きができるんです。
つまり、体の左右の硬さの違いで、出来る滑りが違うと言う話なんです。

上手いスキーヤーの皆さんの股関節の可動域は半端ないですよね。今回のレッスンでは、上半身の逆ひねりの体操(上半身)もしましたが、先生が要求するレベル、これが僕が出来ないんです。
普通の動きで100%できても、滑っている最中では80%くらいしかできないのではないかと思います。
とりあえず
・足を揃えて、閉じてしゃがむ
・上半身のひねり
この辺りは、日々のストレッチのメニューに入れようと思うのでした。これは、雪面じゃなくても、ストックを持たなくでもできますから。

【まずはポジション】
・板を斜面に対して横にしたときに、谷足の上に頭が来るように。
重心点が山側にならないようにするって事ですね。

【コブの滑っている最中の荷重】
・常に雪面への圧のかかり方を一定にする。

これ、最近すごく重要に思います。難しいんですよ。
例えば、ズルドンする時には、コブの裏側で雪を削ってブレーキングマックスで足裏に雪面抵抗をすごく感じますが、コブの出口に差し掛かって、切り替えの部分では、どうしても荷重している感覚が少なくなってしまいます。
ここで、しっかり雪面に圧力をかける事で、コブの中での暴走を防げると思うのですが、これがまだ僕にはできません。
今の僕のコブ滑りの課題だと思っています。

【プルークスタンスで左右交互に雪を外側に削り出す】
これは、前にもH先生にも教わった内容。よく実践しています。

【パラレル横滑り】
これ、よくやっているやつです。コブの裏側を削るイメージです。
横滑りして、くるりって回って、反対側の脚を下にして横滑り。
さらに、バリエーションとして、腰にストックを当てて、突く方を前側にして滑ります。
これは、ここ数年でコブが少し滑れるようになったきっかけのバリエーショントレーニングですが、それに腰ストックにすると、腰をフォールラインに向ける意識が高くなって、さらに股関節の柔軟性が気になってしまいます。
ストレッチしないとね。今書いているブログ記事、ちょっと飽きたらストレッチしないと。

【ターン時、内足の板のテール側を上げる】
これも、去年H先生にも教わった内容。これも半日くらい練習していたことがあります。
これ、毎回練習していると、そのうちバランスを崩しても、すごこのポジションに移れるようになってきました。
今シーズンの新しい感覚ですね。
また、コブで体が落ちなくて、遅れがちになる時もこの意識で戻せるような気がします。
体が下に落とせていないスキー仲間に話したら、「そんな古臭いレッスン、俺はやらない。」みたいな事をもっと穏やかに言われたので、「まあ、いいけどね。」って思ったのは内緒です。

【ボール蹴るイメージで逆ひねり】
これ、わかりにくいのですが、はストックを真ん中あたりを持って、逆ひねりで滑る感じ。
僕個人としては、スキーでは正対で滑る癖がついているので、すごくやりにくいんです。去年の先生のレッスンでもやった内容だと思うのですが、その時はできなかったんで。今年のレッスンですが、これ出来たんです。
でも、後日復習してみると、なかなか難しいんです。特に、エッジの捉えがおろそかになって、圧がかけられず、サイドカーブのまんまの滑りになっちゃうのでした。ずらしながらこのトレーニングやりたいんですけどね。

【ストックワーク】
ターンの補助としてのストックワークの練習をしました。
①ストックを突いたときに、少し体重を預けるように
→これは、たぶんですが、体の重心を下に落として、エッジを外しやすくするためだと思います。意識すると、やっぱり滑りやすいです。

②突くタイミングは、荷重マックス(つまり、コブのボトム)を通過した後で、ストックを突く
この①はイメージできるのですが、②は今まで分かっていませんでしたし、このレッスンの時にも、ピンと来ていませんでした。
でも、今シーズンその後の練習で、イメージしながら滑ることができるようになりました。
来シーズン、このイメージを積み重ねていきたいです。

③コブの裏側でストックを突く
これも、過去に何回か教えてもらった内容です。
ストックをコブの裏側で突けば、自ずと体の重心がスキー板よりフォールラインより下がるので、エッジが外れやすくなると思います。
エッジを外すために、「エッジを外す」って意識するより、「コブの裏側でストックを突く」って意識したほうが、動作しやすいですしね。

【コブを乗り越えるときに、スッとかかとを引く】
この時、二つの事を意識します。
・足首を緩めない/すね圧をつねにかける
・頭の位置を変えないで、足首をスッと後ろに引く
これも実践してみると、自ずとコブを乗り越える時にトップが下がるようになると思います。
レッスン後にちょくちょく練習しています。
同じことで、
・板のテール側をスッと引き付ける。
っていう表現方法もありました。

【コブの吸収】
これ、現在僕が一番悩んでいる所でありました。
・腰掛けるイメージ
・体操座りで膝の外に上体はずす
・コブの溝にお尻を落とし込む
出来ないんですよね。
「腰掛けるイメージだと、重心が後ろに行き過ぎてしまう。」って、先生に話をしたら、それでも良いって言われました。
たしかに、重心が後ろになりすぎても、そのままフォールライン方向に重心を落とせれば、ターンは開始できますからね。
「滑り出しで低めの姿勢からスタートすると、コブのトップ縮みやすくなる」との話も聞きました。
これ、実践してみると、確かに低めのポジションでスタートしたほうが、滑りやすいと実感することもありました。
あと、吸収のタイミングが、まだイマイチピンとこないんです。


【内足の使い方】
コブでは、内足がたくさんの仕事をしないといけないと感じています。
レッスンでは、
・外旋
・テールを上げる
などを習いました。
最近ですが、コブで転ぶときには、右外足が左内足の板を踏んでしまうことがあるように思っています。転んだ時なので、とのような状況で転んだかは覚えていないことも多いのですが。前よりも両足が揃って来たことも関係している気もします。
そこで、内足の外旋&テール上げを意識すると、転ばないような気がするんです。
これも、注意しなきゃいけないポイントだなぁって思います。


以上は、なんとなく納得できたと思う点になります。
ですが、レッスン中に話を聞いているけど、理解できていないというか、実践できない内容があります。
また、先生からメモでレッスン内容連携してもらっている項目でも、「どのこと?」みたいに思い出せないこともあったりします。
昔は全部覚えていたのになぁ。おっさんになって、頭脳明晰でなくなってきているのが悲しいです。

出来ていない内容で、一番覚えているのは以下の事。
【横→縦→横 コの字で滑る】
・横滑り→直滑降フラット→横滑りの確認
・コの字型のイメージ
この内容、過去にも聞いたことがあるのですが、今は実践できません。
直滑降フラットのところで、板が走っちゃうような気がして怖いんですよね。でも、ブレーキをかけるところをしっかりかけたり、切り替えでの荷重を抜けないように滑ることが出来れば、その先の世界が見えてくる気もしてきたりしています。

来期以降も、テーマ満載。
だからスキーはやめられないんですね。

ちなみにですが、今シーズンの白馬五竜
毎日コブがリセットされていて、午前中は浅いコブ、午後になるとそれなりの掘れてきます。
これって、練習になります。かなり気に入りました。
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コブ練習だけで白馬五竜行くのもアリかも。

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