小林克也 洋楽の旅

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僕の話で恐縮なのですが、中学の頃、英語が得意でした。
その理由はいろいろあるのですが、そのうちの一つが洋楽。中学の頃から、どっぷり洋楽ばっかり聴いておりました。
土曜の午後にはFENに流れているAmerican Top 40を聴いて、土曜日の夜にはBEST HIT USAを見て、そして日曜日の深夜には、BillboardのBillboardのTop 10を英語で放送する番組(番組名は忘れましたが)を聴いている少年でした。
その中で、土曜日深夜のBEST HIT USAと、日曜日の深夜のBillboardの番組での司会が小林克也さんでした。
なので、僕の英語のヒアリングは、ほぼ小林克也英語だったわけです。(なお、英会話のテレビも見ていましたから、マーシャ・クラッカワーさんの英語にもかなり影響を受けています。)

その中でも、BEST HIT USAは本当に凄い番組で、この番組があったからこそ、1980年代の日本での洋楽ブームがあったといっても過言では無いでしょう。そして、洋楽好きになった少年少女が沢山いました。今でも同じように洋楽を聴いている人は一握りになってしまいましたが。

そんな小林克也さんですが、このたび半生を綴った本が出ていましたので、ついお買い上げしてしまいました。

この本ですが、小林克也さんがプレスリーに憧れて英語に親しんだこと、そこから英語との関わりが増えてきて、ついには仕事になっていったこと。スネークマンショー、BEST HIT USAといった流れになっています。
特に、BEST HIT USAに関する記述が多く書かれています。BEST HIT USAでは、本当に沢山のミュージシャンとインタビューしています。そのエピソードが沢山載っている本です。そのうちのいくつかは、僕も覚えています。BEST HIT USAは本当によく見ていましたから。
多分、克也さん自身、記憶に鮮明な物を書いているんでしょう。正直、もっとネガティブな内容のインタビュー等を克也さん自身ホームページで書いてあったのを見たことがあるので、忖度があるのかもしれません。

克也さん自身もう80歳。現在もBS朝日でBEST HIT USA放送中です。いつまでもお元気で!
そして、かつての洋楽少年・少女や、今でも洋楽を聴き続けている同年代の皆さん!オススメです!

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この記事へのコメント

80's大好き人間
2024年06月28日 14:58
「洋楽の旅」買いました。なかな読みごたえありましたね。特に各アーティストについてのコメントは”そうだったんだ”の発見ばかりでした。今度、同じ出版社からシリーズでしょうか、「英語がひらいた道」という小林克也さんの英語学習史をまとめた本が出版されるようです。どんな内容なのか興味津々です。
2024年06月30日 05:44
80's大好き人間さま
コメントありがとうございます。
この本、興味深かったですよね。表紙のイラストの克也さんは、80年代でした。
「英語がひらいた道」も面白そうです。こちらの表紙のイラストは、最近の克也さんで、それも何だか興味深いですね。

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